ひとことで言うと
フューショットプロンプティングは、AI に「こういう答え方でお願いします」という見本を少数つける指示方法です。正解率そのものより、出力の形を安定させるのに効きます。
どんな場面で使うか
業務では、回答内容より「形式が揃っているか」が大事な場面が多いです。たとえば問い合わせ分類、要約テンプレート、レビュー観点の列挙などです。
- サポート問い合わせを「請求」「障害」「操作案内」に自動振り分けしたいとき
- 議事録要約を毎回同じ見出し構成で出したいとき
- 営業メモから次アクションだけを一定フォーマットで抽出したいとき
ゼロから指示するより、見本を2〜5件つけたほうが運用品質を作りやすくなります。
実務で気にするポイント
- 見本は「良い例」だけでなく、境界ケースを1件入れると誤分類が減りやすい
- 見本の書式は本番で使う書式と完全一致させる
- 見本を増やしすぎると token コストが上がるので、まず最小構成で検証する
- モデル更新時は見本の効き方が変わるため、同じ評価データで再テストする
注意: フューショットプロンプティングは「見本に似せる力」を使う手法です。見本に偏りや誤りがあると、そのまま再生産されます。見本作成者の判断基準を定期的に見直してください。